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新潟妻有「大地の芸術祭」-7

今日のアート鑑賞コースも終盤です。
もう日も暮れてきました。

作品番号 : 86
克雪ダイナモ・アートプロジェクト(東京藝術大学) 【日本】
克雪ダイナモ・アートプロジェクト
制作年:2009年




現役芸代生などを中心にした作品だと思います。
ちょっとここで疲れがでてきました。
母が「ねぇ、これはアートなの?」と小さな声でつぶやきました。
確かに、今日色々巡ってきたなかでは一番なんとも、特に、何も、感じない。。。と思いました。
今までにも経験のあるような。これだったら上野で芸大の学園祭に行ったのと同じような。。。

若手のアートを受け止める度量はまだないみたいです。
かけられるお金の幅にも差があったりもするのかもしれないし。。。
アートといってもセンスや才能とか一言で片付けられない色々な背景がありそうです。。。

作品ではないのですが、枯れた向日葵とまるで十字架のように見える案内版が不思議な魅力を見せてくれました。
ここではこの景色が一番心にしみこみました。
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新潟妻有「大地の芸術祭」-8

本日ラストです。
疲れてきたとはいえ最後だと思うとちょっと淋しくなってきました。

作品番号 : 81 伊藤庭花 【日本】
はなの棲む家
制作年:2009年

個人の民家の中に展示されている作品です。
家の中の一部屋なのに異空間。

赤い色がなまめかしく、坂口安吾の「桜の森の満開の下」の世界を思い出しました。

日本特有の美のようなものを感じました。


上の作品があるおうちの玄関。
靴を履こうと玄関にしゃがんだときに日が暮れてきて、低くなった太陽から差し込む光に影ができて、今日一日の疲れごと包まれるような、妻有に長く親しんだような心持のした瞬間でした。


アート、まして現代アートというものが何なのか?ということはまるで無知な親子二人の妻有「大地の芸術祭」初体験。
自分たちが感じたことに正直自信がないですが、予想外に楽しかったです。
作品そのものが素晴らしいのかもしれないですが、やはりなんといってもこの妻有の自然に囲まれた瞬間に、自分の中に妻有の芸術作品を受け入れる体制が整えられた感じがします。
同じ作品を都会の美術館で沢山の人ごみの中でガラスケース越しに見たならば同じことを思うかどうか。。。

また妻有の土地の人たちがこの10年かけて紆余曲折の中この芸術作品を受け入れ育ててきた、その気持ちが伝わってきました。

朝のテンションの低さとうってかわって、作品に出会ってから楽しくてワクワクして心が解放されるような一日を過ごしました。

また妻有を訪れたいと思います。
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ル・コルビュジエと国立西洋美術館



上野公園内にある国立西洋美術館にて開催されている「ル・コルビュジエと国立西洋美術館」に行ってきました。

ル・コルビジェはモダニズム建築の提唱者で、建築の世界に多大なる影響を与えた人。
国立西洋美術館はそのコルビジェが設計した建築物。
2009年の世界遺産登録に向けての試みがなされていたようですが見送りになったようですね。

今回の展示は、国立西洋美術館(本館)の歴史を振り返り、図面、スケッチ、模型などでその構造を見ていくと共に、コルビジェの建築理論を紹介するといったものでした。

コルビジェが提唱した建築理論

【ドミノシステム】
鉄筋コンクリートを用いて、床・柱・階段を主要要素とした構造を取る。

【近代建築の五原則】
   1. ピロティ(壁がなく柱のみで構成された部分)
   2. 屋上庭園
   3. 自由な平面
   4. 独立骨組みによる水平連続窓
   5. 自由な立面

【モデュロール】
人体の寸法と黄金比から導き出した建築の寸法。
建築と人を調和させようとした計らいによるもの。

など。

外は蝉の鳴き声が降り注ぐように聞こえてくるけど、館内は冷房がかかっていてしっとりと薄暗い。
モダンなデザインは逆に「ちょっとした過去」を感じさせる不思議な空気感がありますね。

隣にある東京文化会館はコルビジェの影響を受けた前川國男によるもの。
上野公園は建築物を見て回るだけでも、近代巨匠たちの作品をみて体感することができるんですね。

ココ・シャネル生誕125周年などで映画やイベントなど沢山ありますが、「スタイルの確立」というのは、賢人の大きなイマジネーションと強い意思がそこに宿っているんですね。

といっても私には「おぉ」や「なるほどぉ」というレベルの鑑賞には至っていないですが、素人でもコルビジェの建築物(フランスのサヴォア邸など)や家具(ソファLC2)などは「洗練されてる!」と思っているものなので、そういう糸口から見ても興味深いものでした。

忍池の蓮が大きくなって沢山花を咲かせていました。


上野公園は沢山の美術館があり、動物園があり、でも浮浪者も居て、行く度になんともいえない気持ちになるところです。


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セザンヌ主義



横浜美術館に「セザンヌ主義」を観にいく。
宣伝も結構されているし、世界的・歴史的有名画家なので結構人は多かった。
とはいえ観られないという程ではなかったので、全体をよく観ることができた。
感想は多くはないけれど、セザンヌ主義というものがどういった絵画の形態であったかは、見た目の感じでなんとなく伝わってきた。
展示の最初に見たからか、他で観ることが多いからか、セザンヌ婦人の肖像画がとても印象に残った。

具体的に何でというのは言えないのだけれども、今日は「観て良かった」と素直に思えた。
もしかしたら、絵を見ることに対して、マイペースさを少し身に着けてきているのかな。

とはいえ、美術解剖学の布施 英利さんが言っていた「モネとセザンヌは同じ印象派だけれども、モネは見たものをそのまま書く人で、セザンヌは目が捉えたものの向こう側の世界、普通の視点では見えない、セザンヌ自身の頭の中で再構成(イメージ)した世界を絵画を通して表現した人なのではないか」と言っていたことを頭の片隅には置いていた。
布施さんのセザンヌの話の流れで、ピカソについても同じようなことを言っていて、この「セザンヌ主義」ではピカソの絵も出展されていたので、かすかな知識を結びつけながら観てみた。

今の私には布施さんの言っていたことは一知識でしかなく、共感するまでには至らなかったけれども、セザンヌの絵を見るきっかけにはなったので、とても良い知識の一つだと思う。

マイペースに、また色々な美術を見る機会を作りたいなと思った。


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ホープフルモンスターを探して

日の土曜 CLUBKINGという会社主催の
茂木健一郎 ジャパン・ツアー「ホープフル・モンスターを探して」
というイベントに行ってきました。
トークゲストを呼んで茂木さんとの対談がありました。

お一人目はCMおよび映像ディレクターの谷田一郎さん。

谷田さん、とっても素敵な方でした。
手がけているCMはビールのCMなどとっても有名なものばかりでしたが、ご本人はとってもやさしそうで、粋がった感じの全然ない方でした。

(作品例)
サントリー カクテルバー(音楽:椎名林檎)
「ラフォーレバザール」
NTT東日本 フレッツ光(出演:SMAP)

画家を目指してプウ太郎をやっていた若い頃。
お金がなくなり、CGを手がけやっと仕事をし始めた頃。
そして、お子様が生まれ、たまたまダウン症という個性と共に歩むわが子を思い、「まともな大人になろう」と、今のCMの業界で仕事をするに至ったという話。

村上隆さんがあこがれの中のあこがれだったとか、目標のベクトルがどこに向かえばいいかもわからなかったというような話や、お金のため、子供のためと思ってきたことが結果今に繋がったという経緯。

メジャーな世界でしっかり活躍していながら、あの柔和な暖かい、そしてわたしたちとどこか繋がっているような感覚を抱かせるあの雰囲気。
それは、もともとあるものプラス、いままでの経緯の中で育まれてきたものなのかもな、と感じました。
いい意味で成熟した大人を感じました。

やさしい光の中で眠るお子様の絵を見ると、谷田さんの歴史を見るような感じがしました。

お二人目の対談者は現代アートの企画展などををプロドュースしている北川フラム(本名)さん。

(作品例)
ガウディ展
アパルトヘイト否(ノン)! 国際美術展
ファーレ立川 アート計画総合プランニング
大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ

この方は、谷田さんとは対照的に、もう「普通」の雰囲気の人ではなかったです。
年齢は60歳くらいで、めがねにスーツで、普通の会社の役員にいそうな見た目なんですけどね。

この方、割烹料理屋の主人もやっていたとかで、茂木さんが、「そんな面白い話し聞いたことないです!」って言ったら
「こんな恥ずかしいはなし、今日初めてしたよ」
(今回の会場のすぐ横がお店だったらしく、たまたま思い出したとのこと)
茂木さんが、何で割烹なんですかね、他にも色々やってたんですかね?みたいなこと聞いても
「いや、あの頃食べられなくてね、みんなを食わせないといけないからね、
 週3日築地に仕入れにいったり、大変だったなぁ」とかいいながら
「なんやかんやでもわたしは美術をやるって旗をおろしたことはない!」とか言うだけ。
何であえて割烹だったかはわからない。

そして、会話の流れで、麻雀の話しになったときも
「麻雀ね、それ、唯一僕が人よりも一つ抜きん出てることなんだよね、
これでみんなを食わしてたくらいでね」
って力説する。
フラムさんは、美術のプロドューサとして優秀なんじゃないのかって思うんですが、本人は麻雀の腕をやたら力説する。

アナーキーで学習院大学の学長を「敵」とみなし戦い続けた話しなど。

基本はフラムさんが作ってきたスライドで作品の説明だったのだけど、そんな感じでところどころはさまれる会話につけ、「これは、普通の人じゃない」と思わせる、これまたとってもとっても素敵な人でした。

でも、仕事内容は現代アートのプロドュースにディレクション。
地域社会に働きかけたり(役所の人とか色々)、それこそ色々な気鋭のアーティストたちと渡り合ったり、お金の問題なども色々とある中で実績を残している。
ただの変な人には到底成し得ない、けど、普通に優秀なだけでも絶対に無理な仕事だと想像します。

現代アートって、いかにも理解しがたい、入っていきずらい世界の一つだけど、フラムさんが話すと仰々しさもなく、小難しいこともなく、なんともいえない感じで、「あ、面白いかも」ってついつい思ってしまいました。

茂木さんがかすむ程に、谷田さんと北川さんの個性が素晴らしかった。
会場はちょっとアート嗜好の、関係者とかも多い感じで、一般ピープルな自分は居心地が慣れない感じだったけど、行ってよかった。
また何か面白そうなのあったら、出かけてみようと思いました。

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