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映画 「戦場でワルツを」

「戦場でワルツを」観て来ました。
イスラエルの映画監督アリ・フォルマンが、自身の戦争体験を語ったものです。

冒頭、数匹の凶暴に目を光らせ牙をむき出しにした野犬が、夕闇に包まれる街を疾走する。やがてあるアパートにたどり着き、階上に向かって獰猛に吠え続ける野犬たち。
これはアリの友人が度々見ては魘されている悪夢。友人の話を聞いているうちに、アリの脳裏にも過去の記憶がフラッシュバックする。

それは、19歳の時に従軍したレバノン戦争の記憶。しかしアリは何故かそのころの記憶がほとんど抜け落ちていて、自分がどこで、何をしていたのか思いだせずにいる。その抜け落ちた過去の記憶を辿るべく、当時一緒に従軍していた知人たちを訪ねていきます。そして、その知人たちが体験した戦争の記憶がアニメーションで表現されていきます。

19歳の青年たちは、どういう思いで戦場に降り立ったのか。どういう思いで銃を撃ちまくっていたのか。青年たちがそれらの行動にいたるまでに、別段の思考プロセスはなかったというところに、戦争の本質一端を感じました。また、戦闘機が照準を定めて射撃するシーンは、アニメーションであるが故に、まるでゲームのワンシーンのよう。しかし、それは現実の戦場でも一種そういう感触があるのかもしれないという恐ろしさが、ふと頭をよぎりました。

最期、アリはどうしても思い出せないでいた、パレスチナ難民キャンプで起きた虐殺の記憶にたどりつきます。
アニメーションにしたのは、あまりにも辛い記憶のため実写で表現できなかったというようなことを監督が言っていたような気がしたのですが、それだけではなかったです。

意見を表現するというよりも、戦争を非常にプライベートな切り口で描いているところが、今までに見たことのない印象を受けました。なかなかエモーショナルに見ていくことはできませんでしたが、そもそも戦争映画がエモーショナルであるべきかどうか、と言われると、わからないです。

映画は映画館で見たいですけれど、DVDで観られても良い作品だと思います。

(参考に)
ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記

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