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「レベッカ・ホルン展 −静かな叛乱 鴉と鯨の対話−」

JUGEMテーマ:展覧会

江東区にある東京都現代美術館、10.31からの特別展「レベッカ・ホルン展 −静かな叛乱 鴉と鯨の対話−」を観てきました。

レベッカ・ホルンは1944年生まれドイツの現代美術の女性作家。モダンでシンプルで広々とした会場に展示されている作品はどれも刺激的でした。機械仕掛けの作品が多く、ただのオブジェかなと知らないでみていると突然動き出したりします。ポスターなどにも使われていた代表的な作品の《アナーキーのためのコンサート》は、ただ黒いピアノが天井にぶら下がっていただけなので、” 天井にあって弾けないからアナーキーなのかな ”などと思ってしまったのですが、突然鍵盤がバーンっと出てきます。他の作品も常時動いているものばかりでなく、時間差でモーターが作動して動き表現されます。この時々動く感じが機械であると分かっていながらかえって生々しさを感じました。

作品は絵やオブジェが展示されているだけではなく、レベッカ・ホルンの詩が部屋中に映写されるインスタレーションなどもありました。《鯨の腑の光》 2002 水槽、作家による詩、ハイデン・チザムの音楽 。文字が壁に投影されてとても幻想的です。三半規管が弱いので身体がぐらっとするような感じがしました。部屋の真ん中には水が張られていて時々機械仕掛けの筆が黒い水面に文字を描きます(彼女の詩を書いているのでしょうか?)。

そのほかには4つの部屋で8つの映像作品が上映されていました。どれもきちんとした映画作品のようで、全部観るのは時間的に難しいです。「ダンス・パートナー」1978年47分の最後15分くらいと「ラ・フェルディナンダ:メディチ邸のためのソナタ」1981年85分を観てきました。「ダンス・パートナー」のラストは美術家の映画だなと感じたのですが、メディチ邸のためのソナタ」はフェリーニの映画のような質感だなぁと思いました。出演している細身の精神を患っている(と思われる)バレリーナの女性、どこかで見たことあると思って調べたらClaude Lelouch クロード・ルルーシュ・「愛と哀しみのボレロ」に出てきたバレリーナでした。モーリス・ベジャールバレエカンパニーのダンサーのようです。

私にとっては彼女の作品は生理的なところに訴えてくるようで、最初の部屋からちょっと拒絶したいような心持になりました。どんなに有名でどんなに素晴らしい作品でも誰にでも受け入れられるようなものではないです。かえって作家の魂が篭められている度合いが強ければ、それに反発してしまうような 心理を起こすこともあると思います。帰りに地下の図書館で彼女についての評論のようなものを少しだけ読んだら、他者と隔離された時期の経験から、距離(境界線)がありながらも他者とのコミュニケーションを、身体の拡張をイメージするような作品を手がけていることが多いようです。

とっても象徴的で視覚的にも印象的な作品ばかりです。また1960年代〜映像などもあるので少しノスタルジックでもあり、アート初心者でも興味を持ってしまう展示だと思います。

フクヘン。ブログ 「レベッカ・ホルン展 −静かな叛乱 鴉と鯨の対話」@東京都現代美術館


JUGEMテーマ:井上雄彦

また天井まで届く井上雄彦さんの墨絵が展示されています。身近な漫画家の一枚ですが、静かなる存在感に満ちています。これも実際に目にしたくて行きました。
フクヘン。ブログ 井上雄彦氏による東京都現代美術館パブリック展示

東京都現代美術館。江東区の深川にあります。今日回れなかったところもあるので、また足を運びたいです。

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