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「日本ナンダコリャこれくしょん 今度は俳句だ!」

深夜、ふとNHKにチャンネルを変えると面白そうなメンバーが円卓を囲んでいた。
番組は「日本ナンダコリャこれくしょん 今度は俳句だ!」
出演者は、司会・進行がいとうせいこう。ご意見番にに俳人の金子淘汰。
選者が、吉行和子、富士真奈美、假屋崎省吾、なぎら健壱、高橋源一郎、箭内道彦、
明川哲也、大宮エリー、南海キャンディーズ。

各人が”ナンダこりゃ!”と思う俳句を持ち寄り披露。まず第一印象で点数を入れる。
その後、選者が句のプレゼンを行い、再度点数を計る。
実際に各人が選んできた句はとても特徴があるのだが、何といってもプレゼンが面白いのです。
最も点数が高かったのが、

●露人ワシコフ叫びて柘榴(ざくろ)打ち落とす
 西東三鬼(さいとうさんき)・作  高橋源一郎・選
●戦争が廊下の奥に立ってゐた
 渡辺白泉(わたなべはくせん)・作  なぎら健壱・選

「露人ワシコフ叫びて柘榴(ざくろ)打ち落とす」の高橋さんのプレゼンはとても面白かったです。
俳句でドキュメンタリーを現すという面白さがあるという評価だったか。
(この句のところから番組を見始めた)。


個人的に、心惹かれたのが箭内さんの選句とプレゼン。
●法医学・桜・暗黒・父・自涜(じとく)
 寺山修司・作
丸ぽちと漢字だけで表現されている見た目の雰囲気と、語感で選んだとのこと。
他のメンバーもこの句から寺山修二の自意識が見えると、選ぶ・選ばないに限らず人物と句に対する思いを語っていました。

●とととととととととと脈アマリリス
 中岡毅雄・作
この句については選んだ理由を話す前に、箭内氏が俳句には自意識が問われる、ということを言っていた。
句会では明確な点数によって句が評価される。
最初6点しか入らなかった明川氏、13点で次に点数の低かった箭内氏。
二人とも結構点数が低かったことを気にしている様子が、態度やコメントに出ていました。
明川氏も箭内氏もプロの表現者なので、日々評価の元に晒されているような人なのに、ちょっと落ち込んでる風が、とても面白く感じてしまいました。
反対に、点数が沢山入った高橋氏などはとても嬉しそうでした(笑)。

自分の場合、俳句を始めてまだ1年に満たないけれど、その魅力を語るならば作ることだけでなく、互いの句を点数と言葉とで評価し合うことにあると常思っています(今は)。
まだまだ良い句を作れないからなかなか点数が入らない。その時は正直にとても残念な気持ちになります。
反対に、複数の人から評価されたときは、思わず笑みが漏れてしまう程に嬉しい気持ちになってしまいます。こんなに純粋に一喜一憂することも、なかなかないのではないかと思われるくらいに。
思わず、明川氏と箭内氏の心情に共感してしまいました。


その他、気になった句が

●魔がさして糸瓜となりぬどうもどうも
 正木ゆう子・作  明川哲也・選
●夜のダ・カポ ダ・カポのダ・カポ 噴火のダ・カポ
 高柳 重信・作  いとうせいこう・選

など。

最後、出演者の感想は、”なんだコリャ”のつもりで持ち寄った句だったけれども、お互いにプレゼンし合うと、どれも奥深い良い句であるということに気づく。
こういうところが句会の面白さなのではないかと、またやりたいですね!とみんな言っていました。

このなんだコリャ句会、ぜひぜひまたやってほしい。
わたしも、楽しい句会をこれからも経験していきたい。
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